次世代を見据えた取り組み

次世代を見据えた研究開発

日本曹達では、気候変動問題を社会が直面する重要課題の一つと捉え、低炭素製品を供給するほか、低炭素社会の実現に貢献できる新たな技術の強化、育成を図っています。この分野での新規事業創出に向け、内部の資源だけではなく、産・学など外部機関と連携し研究開発を推進しています。

SDGsの目標

目標13 気候変動に
具体的な対策を
目標17 パートナーシップで
目標を達成しよう

マテリアリティ

低炭素社会の実現へ

  • 01

    低炭素製品の供給貢献

KPI

① 取り組み状況

連続フロー合成技術の導入

エネルギー効率が高く、低炭素化社会の実現に貢献できる製造法として注目されている連続フロー合成技術の実装を目指し、東京大学総括寄附講座「グリーン物質変換」に参画し、東京大学およびアクティブファーマ(株)と連携し技術強化を図っています。

バイオものづくり

低炭素社会の実現には、「バイオものづくり」などの革新的技術開発が不可欠です。当社はデジタル技術とバイオ技術を融合した「バイオものづくり」の社会実装を目指す(株)バッカス・バイオイノベーションへの出資をはじめ、スタートアップ企業や大学との連携を通じ、アグリカルチャー分野とヘルスケア分野における、微生物による物質生産の効率化と新規有用物質の創出に取り組んでいます。

当社は、「バイオものづくり」を通じて従来の化学合成では実現できない領域に挑戦し、化石燃料依存からの脱却や高温・高圧製造プロセスからの転換を進めることで、低炭素製品の供給に貢献します。

また、当社の研究技術戦略「Brilliance through Chemistry 2030」に基づき、バイオ資源利用技術の強化・育成を図るとともに、大学やスタートアップとの協働を通じて分野を超えた研究者間の交流を促進し、好奇心と情熱を持った次世代研究者の育成にも力を入れていきます。

当社はこれからも技術革新を通じて、持続可能な経済成長と環境保全の両立を実現し、低炭素社会の構築に貢献していきます。

マテリアリティ

日本曹達グループだけでは
実現できない目標を
パートナーシップで実現する

  • 01

    企業・団体と目標への
    理念共有と協働

KPI

① 取り組み状況

既存事業の強化・拡大や新規事業の創出には、内部だけではなく、外部の研究資源や技術とのオープンイノベーションが重要となります。そのため、産・学など外部機関とも連携しながら研究開発を推進しています。

2024年度は23の大学を含む27の外部研究機関と連携し、研究開発を推進しました。

日本曹達の外部機関との連携テーマ

マテリアリティ

次世代への研究開発

  • 01

    人間社会、地球環境が継続的に発展でき、
    ビジネスにつながる研究開発

KPI

① 研究開発状況

日本曹達は、長期経営ビジョン「かがくで、かがやく。2030」を達成するため、新製品の開発および新規事業の創出に取り組んでいます。新製品を上市してシェアを拡大するため、また、新規分野に参入するためには、良質の知的財産権が必須であると考えており、研究開発の成果である発明を積極的に特許出願して知的財産ポートフォリオを構築しています。

パテントスコア平均値の推移

集計時期:各年12月31日

  • ※1 パテントスコアとは、特許の注目度を指標化したものです。パテントスコアの数値が高い特許ほど、市場の注目度が高いことを意味します。また、その平均値が高い特許ポートフォリオほど、質が高いことを意味します。パテントスコア平均値は(株)パテント・リザルトが提供する「Biz Cruncher」を用いて算出しています。
  • ※2 化学業界平均は東京証券取引所の33業種分類で「化学」に属する82社の平均値です。

体験・体感を中心とした研修プログラム
(NTTC:Nisso Technical Training Center)

日本曹達では、2016年に高岡工場内に設立したNTA(Nisso Takaoka Academy)を発展的に改組し、危険体感設備を充実させ、当社のみならずグループ各社の社員も含めた総合安全研修設備として、2020年に高岡工場隣接地内にNTTCを開設しました。NTTCでは全製造系新入社員に加え、5年目、10年目、15年目、20年目の製造系社員もリフレッシュ研修を受講しています。

研修の特徴は、安全に危険を体感し、知識ではなく感覚を直接身体に染み込ませることで、身体が自然に反応する安全行動を身につけさせることです。研修では、実際の現場で発生する危険な作業を設備内で再現し、相互のコミュニケーションを通じて安全を確保する方法を体得します。また、NTTCから各種安全関係の教育や評価方法を発信して全事業所とともにさらなる安全意識の向上を図り、事故の撲滅を目指してリーダーシップをとる人材育成を進めています。

マテリアリティ

次世代を担える人材育成

  • 01

    安全を未来に継承できる教育システム

KPI

① 育成状況

研修プログラムの取り組み(2024年4月1日~2025年3月31日)

—:受講該当者なし

二本木工場 高岡工場 水島工場 千葉工場 R&Iセンター グループ会社
入社年度別講習
初年度講習 13 7 1 4 8 9
2年目講習 3 4 2 1
3年目講習 3 11 6 1
5年目講習 11 22 5
10年目講習 2 8 1
15年目講習 6
事業場別講習 7
協力会社向け講習 118
合計 32 176 3 16 8 18

主な研修テーマ

  • 安全教育:酸欠特別教育、4つの安全サイクルの具体的方法、スチーム取り扱い教育、フォークリフト教育、有機溶剤取り扱い教育、静電気による溶剤の燃焼爆発体験教育、被液体験教育、空気呼吸器取り扱い教育
  • 保全・計装教育:機械保全教育、EFD(エンジニアリングフロー図)の読み方、電気教育、計装・計量教育、電動工具取り扱い教育
  • 現場作業教育:工具・器具の正しい使用方法、フランジの取り付け・取り外し、配管気密テスト、配管組み立て・取り外し
  • 安全体感教育:高所危険体感、玉掛けほか危険体感、回転体危険体感、電気危険体感、タンク内作業教育、VR体感教育(高所、脚立作業など想定)、ドローン操作教育など

開講趣旨

基本知識の習得と機械に関する基礎構造を学ぶことで安全への認識を深めることを目的に開講。

グループミーティング

グループミーティング

タンク内作業体感

タンク内作業体感

ローラー巻き込まれ体感

ローラー巻き込まれ体感

引火爆発体感

引火爆発体感

人形(30kg)落下体感

人形(30kg)落下体感

被液体感

被液体感

VR体感
VR体感

VR体感

高所作業体感
高所作業体感

高所作業体感