日本曹達 DXビジョン

日本曹達 DXビジョン

DXビジョン

「デジタルで、かがやく。」

2024年3月1日、当社は経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定されました。
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DXビジョン
「デジタルで、かがやく。」の
目的

日本曹達グループ長期ビジョン かがくで、かがやく、2030」における、2030年にありたい姿を実現するための主要課題である「高効率な事業構造への変革」を達成するために、 デジタル化を推進しDXを実現するための戦略として「日本曹達DXビジョン」を策定しました。
デジタル化およびDX施策を生産改革・研究改革・業務改革の3つにグルーピングし、DX戦略の3本柱として各施策を複合的に推進、実施することで、日本曹達グループ長期ビジョンの達成と、ありたい姿の実現を目指します。

日本曹達グループ長期ビジョン
「かがくで、かがやく。
2030」

VISION 012030年のありたい姿

高付加価値事業の拡大と不採算事業の整理を加速するとともに、徹底した経営の効率化を推し進め、事業環境の変化に強く、安定した収益を生み出す事業ポートフォリオへ変革する。

VISION 02日本曹達のミッション

新たな価値を化学の力で創造し、「社会への貢献」を通じ「企業価値の向上」を実現する。

VISION 03長期ビジョンにおける基本戦略と主要課題

ROIを重視した成長戦略と徹底した構造改革により、『高効率な事業構造に変革してゆく。~利益効率を二倍以上に~』

コスト競争力強化

高付加価値事業の拡大と不採算事業の整理を進める 徹底した効率化に取り組む(管理、研究、生産、販売、サプライチェーン)

海外事業の拡大

既存事業の拡大と新製品・新規事業の市場開拓を推進する

  • ※海外売上比率:2020年3月期実績33.4% → 2023年3月期実績41.8% 他社との連携を検討する

新製品の開発促進と新規事業への進出

独自技術の深化・融合と外部技術導入のシナジーにより、 中核技術の高度化を図り、積極的に資源を投入する。
2020年代の、そしてその先の顧客を見据えた新規事業を創出する。

DXビジョン3つの改革

01生産改革

生産年齢人口の減少を見据えた、生産プロセスの効率化と最適生産体制の構築

集中計装室設置に向けた環境整備

  • デジタル技術の活用による現場オペレーションの革新
  • 技術伝承の円滑な推進

生産プロセス効率化

  • IoT(Internet of Things)の導入検討
  • ビッグデータの活用による最適生産・予防保全の推進

02研究改革

顧客ニーズを踏まえたスピーディな研究開発と技術の高度化

中核技術の高度化に向けた取り組み

  • 研究技術戦略の着実な遂行
  • AI・MI技術の開発と高度化

データサイエンスの取り組み強化

  • 徹底的な実験記録のデジタル化
  • 革新的なデータ活用による研究効率化

03業務改革

デジタル技術の活用による抜本的な改革の実行

DX推進の基盤構築

  • 基幹システム刷新を含むデジタル情報基盤の構築
  • 全社員に向けたDX教育による人的基盤の構築
  • 情報セキュリティの強化推進

業務効率化

  • 全業務の徹底的な構造改革
  • 情報共有基盤のグループ展開
  • 業務の統合センター化

DX推進体制

経営トップ及び経営層を陣頭に、デジタル推進部・経営企画部が全社のDX施策を俯瞰する形で戦略を立案し、各部門が従来業務の延長線にある概念を一旦白紙にして、「例外」や「聖域」なく社内全域で企画・推進する体制とします。

ITシステムの整備に向けた方策

生産改革
  • 工場内通信環境の整備徹底
  • 全オペレーターへのモバイル端末配布&活用による生産オペレーション革新
  • 現場機器、計器からのデータ収集基盤の構築
研究改革
  • 全研究員への電子実験ノート導入
  • マテリアルズ・インフォマティクスによる開発プロセスの革新
  • 生成系AIなどの利用によるAI活用領域拡大
業務改革
  • 基幹業務システムの革新 (新世代パッケージシステム導入)
  • BIツールの利用拡大によるデータ活用の革新
  • 全社員のITリテラシー向上及びサイバーセキュリティ対策の強化
SaaS活用への挑戦
  • パブリッククラウドへの移行
  • DaaS基盤の見直し
  • SaaSを活用したグループ情報共有基盤の展開

日本曹達DXビジョン
「デジタルで、かがやく。」