キャリアサポート

教育制度

新入社員研修

●本社研修
ビジネスマナー、社会人としての心構えなどとともに、社内各部署より招かれた社員を講師として、会社の現状および将来について学びます。
<内容例>
会社概要、社内緒規則・制度、経営方針、CSR活動および環境・品質管理、コンプライアンス、危機管理および情報管理、IT運用体制、化学品・農業化学品事業部概要、研究開発体制、生産技術体制、ビジネスマナー など

●研究所・工場研修
研究所・工場見学を行い、会社の研究・製造の現場を肌で感じていただきます。

海外研修制度/海外留学制度

「グローバル人材の育成」「最新の研究技術の習得」を目的に、若手〜中堅社員を対象に行っています。

階層別研修

社内制度に基づき、昇格という形でキャリアアップした際に、その階層ごとに必要な知力、経験・スキル、マインドを習得するための研修を実施しています。

キャリアイメージ

専門系基幹職

●研究所・圃場・工場配属
新入社員研修後、学生時代に学んだ知識を活かし、各部署へ配属されます。

研究所
新しい農薬や材料のシードとなる化合物を数多くつくります。そのパフォーマンス(生物活性や機能性)を様々な角度から評価し、ニーズに合致したものを選抜します。
圃場
野外の畑で栽培した作物を用い、実際の自然環境下で効果を維持できる農薬候補化合物を選抜します。また農薬候補化合物の効果を最大限に引き出すための最適な製剤処方を検討します。
工場
安価・安全・安定生産を前提に、開発化合物の製造法を確立します。段階的に規模を上げてゆき、パイロットプラントでの試験生産も行います。また、装置設計、プラントの保守・管理も業務となります。

管理系基幹職(技術営業)

●研究施設配属(初期教育配属1~2年前後)
新入社員研修後、まずはいずれかの研究施設(テクニカルサポートセンター含む)で日本曹達の研究現場を体感します。当社の技術や想いを学び社内ネットワークの構築をすることで、将来の技術営業担当としての素地を作ります。


<農薬営業の場合>
●支店・営業所配属

新入社員研修後、全国の支店・営業所に配属されます。「一人一県担当」が当社の営業スタイル。まず、担当地域の主要作物・問題となる病害を把握し、他社動向をにらみながら販売計画を立てます。次に、営業車でこまめに顧客(全農、問屋)を訪問し、在庫状況を確認しながら製品を販売します。 また、農家の方は防除暦(作物に応じた農薬散布スケジュール)に従い農薬を使用します。このリストに当社の製品を記載してもらうために、現地試験や効果に関するヒアリング、使用方法や安全性に関する普及活動が欠かせません。


<化学品営業の場合>
●本社・支店配属

学生時代に学んだ事や研究施設で学んだ事を活かして、本社または大阪支店で製品担当として活躍します。顧客への販売や価格交渉はもちろん、生産や物流の取りまとめ役として社内外の関係者と連絡を取り合います。製品の安定供給が化学品営業の使命。市場の動向を読んで必要なときに必要な量を出すための戦略を練ります。対外的には、カスタマーサポートの役目を受けて立ちます。自社製品の用途や機能について正しく深い理解をもとに、分かりやすく説明します。より良い形で製品を使用してもらうために、ユーザーと社内の研究部署を結びつけるのも営業担当者の役割です。時には工場や研究所の研究員と技術的な課題を検討・ディスカッションすることも。

配属先は本人の適性や希望、要員状況をもとに決定します。

管理系基幹職

●工場配属(1〜2年)
製造業の基本は製造現場=工場との考えのもと、新入社員研修後は工場配属期間を設けています。工場勤務には「どのような所で、どのような製品が、どのような人たちの手によって製造されているのか」を自分の目で見て理解する目的があります。
工場勤務で得た経験や人との繋がりは、基幹職として会社の将来を担っていくにあたり、役に立つ貴重な経験となります。

新入社員は主に下記業務のいずれかを担当します。

生産管理
担当する製品の生産状況を管理し、営業と製造現場の橋渡しを行います。営業が策定する販売計画をもとに、生産計画を立案し製造現場に生産指示を行います。営業からの要請や製造現場で発生するトラブルなど、状況の変化に応じ最適な工場の操業を目指します。
総務・経理
総務として、社内事務所の保守、維持、管理や近隣外部の対応など、工場の運営に必要な業務を全般的に行います。また、経理として、月次の決算を通じて原価、予算の管理を行い、各種係数を把握します。それらは工場運営方針を策定するための重要な指標となります。

●本社・支店・営業所配属(3年目〜)
工場勤務で得た知識や経験を活かして、各配属先で活躍していただきます。
配属先は本人の適性や希望、要員状況をもとに決定します。