生産技術

独自の生産技術～ Unique Production Technology

日本曹達の各工場（二本木・高岡・水島・千葉）には生産技術研究所を設置しています。各研究所では日本曹達の歴史の中で培ったコア技術/基盤技術をベースに次世代に向けた独自の生産技術開発を目指しています。
生産技術部門では新製品の速やかな量産化を実現すること、また同時に、高度な技術を持った人材の継続的な育成が使命と考えています。

技術開発拠点の整備～技術の進化と融合を目指して

生産技術研究所には合成化学者やプロセスエンジニアに加え化学工学の専門家など幅広い人材を配置し、新製品をいち早く工業化するための研究や既存製品の生産プロセス改良研究など広範囲な研究を推進しています。近年、二本木工場と高岡工場に研究棟/検査棟を新設し、工場内に分散していた様々な研究施設を統合・集約することで効率的な研究体制を再構築しました。

二本木工場　生産技術研究所

高岡工場　生産技術研究所

日本曹達には従来型の反応に留まらず、フッ素化・高圧・極低温などの特殊反応のスケールアップに対応した試験生産設備があり、多様な製造プロセス開発に活用しています。また、セルロース誘導体関連供試設備や、高圧ガス保安法に対応した重合反応が行えるポリマー開発品供試設備では、独自の生産技術をさらに深化/進化させています。