仕事と社員

A.M.

関東営業所
2016年入社 農学部卒

仕事内容

現地試験を実施し、
日曹剤の普及に務める。

関東営業所では関東近県の卸売会社を得意先に、販売交渉や新しい農薬の提案・説明を行っており、私は山梨県を担当しています。得意先のご担当者と農協を訪問し、農薬使用に関する指導や製品説明会を実施するのも私の仕事。得意先では、当社以外の製品も扱っているため、いかに当社の製品を売りたいと思っていただけるかが重要なポイントとなります。そのため、先方が求める以上の情報を提供し日曹剤(日本曹達の製品の呼称)の良さを知ってもらうと同時に、信頼関係を構築するように日々努めています。
私の仕事は「技術営業」と呼ばれるもので、農協の方々に農薬の効果や特性を理解していただけるよう、様々な観点から説明するほかに、現場での薬剤効果の確認・組み合わせを検討するために自ら試験計画を立て、農家の方の畑をお借りして実際に農薬の試験を行います。技術営業である私たちはユーザーである農家の方々にもっとも近い立場であり、日曹剤の普及という重要なミッションを担っています。その使命を念頭に行動するようにしています。

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  • 仕事はどうやって覚えたの?

    農学部出身ではあるものの、農薬に関しては講義を受けた程度の知識しか持っておらず、入社してから学び直したことも多くありました。配属後、最初は担当を持たず先輩について回りながら提案や説明の方法を学びました。入社1年目の後半からは当社の営業スタイルである「一県一担当制」にしたがい、山梨県を受け持ち、一人で営業に行くようになりました。一人立ちしてからも、商談の進め方などで迷った時などは、上司や先輩に相談するようにしてきました。一つのことを聞くと十教えてくれるような面倒見の良い上司や先輩方の存在は、大きな助けとなっています。

仕事の魅力

様々な作物や人と出会い、
刺激を受けられる。

私は理系出身ということもあり、技術的な話をしている時に仕事の面白みを感じます。特に山梨県は桃やぶどうの栽培が盛んな日本でも有数の果樹県であるため、提案できる農薬が多いところも魅力の一つです。経験の浅い若手でありながら重要な県を任せてもらえたことも嬉しかったことの一つ。農家の方々と農薬の試験を行い、一緒に効果を確かめ合っている時は楽しいですね。しかも、それらの成果は売上という数字にも現れるので、明確な手応えも感じられます。
就職活動中は、理系出身者として研究職の道を検討したこともありましたが、自己分析を通して、顕微鏡を覗いているよりも人と話をしている方が自分に合っていると感じ、学生時代の知識も活かせる技術営業を志望しました。その選択は間違っていなかったと思いますし、現在は様々な作物、多くの人に接して刺激を受けながら働けています。そして農薬が使われる現場に近い仕事だからこそ、日本曹達の事業の意義を目に見える形で感じることができ、そこにも魅力を感じています。

  • 私の「そーだ!」体験

    果樹を含めあらゆる農作物の栽培のために、自治体や農協は、栽培する一種一種に対して使用する農薬や散布時期などをまとめた「防除暦」という暦を作成しています。農家の方々はこの表を参考に農薬を購入するため、防除暦への掲載は売上に直結する重要なファクターといえます。当社の農薬も掲載されているのですが、ある時、競合製品の登場で掲載から外されそうになったことがあります。私はその情報を聞き、すぐに農協を訪問、農協職員の方に改めて日曹剤の効果や作物の収穫高への貢献についてしっかりと説明しました。その甲斐あってか、当社製品の掲載は無事継続されることに。迅速な行動の大切さを実感できただけでなく、農協の方からも「やはり日曹剤だね」と、当社製品の良さを再確認していただけました。

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1day Schedule

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