幅広い用途に対応できる
独自の液状ポリブタジエン
NISSO-PBは、日本曹達が独自に開発したリビングアニオン重合技術によって、ブタジエンを重合して得られる液状のアタクチック・ブタジエンオリゴマーです
NISSO-PBとは
1,2-ビニル構造を高含量であり、高い反応性を有します
また、保存安定性に優れています
NISSO-PBはリビングアニオン重合技術によって、ブタジエンを重合して得られる当社独自の液状ポリブタジエンです。
ポリマー骨格が炭素と水素で構成されるため、耐水性、耐薬品性、電気特性、機械的強度、耐熱性に優れます。
オレフィン系樹脂との親和性に富み、高い活性を利用して硬化させることによって、塗料、接着剤、成形物、エラストマーとなるため、幅広い用途での利用が可能です。
NISSO-PBの特徴
- 1室温で液状
- 2主鎖が炭化水素系で疎水性
- 31,2-ビニル構造を高含量(85%以上)
- 4耐薬品性・耐水性・電気特性が良好
- 5高活性のビニル基で硬化性が良好
- 6さまざまな官能基を有する誘導体
銘柄構成
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銘柄 | 特徴 | エレクトロニクス材料 | 樹脂改質剤 | 粘・接着剤 | 塗剤・ コーティング |
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Bシリーズ | ブタジエンのホモポリマー | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
Gシリーズ | 両末端に水酸基を導入したポリブタジエン | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
BIシリーズ | 水素化ポリブタジエン | ◎ | ◎ | ○ | ○ |
GIシリーズ | 両末端に水酸基を導入した水素化ポリブタジエン | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
JPシリーズ | エポキシ基を導入したポリブタジエン | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
TEシリーズ | (メタ)アクリル基を導入したポリブタジエン | ◎ | ○ | ◎ | ◎ |
TPシリーズ | イソシアネート基を導入した多官能性のポリブタジエン | ○ | ○ | ○ | ◎ |
GQシリーズ | 水酸基、カルボキシル基を導入した多官能性のポリブタジエン | ○ | ○ | ○ | ◎ |
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用途別おすすめシリーズ
エレクトロニクス材料
NISSO-PBは特徴的な構造により低誘電率の性質を有し、銅張積層板などの電子材料用途に好適です。
Bシリーズは1,2-ビニル構造が85%以上であり、熱や光の刺激により、高い反応性が期待できます。
JPシリーズは1,2-ビニル構造とエポキシ基を有することで、汎用エポキシ樹脂とは異なる特徴的な性能を発揮します。
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Bシリーズ
ブタジエンのホモポリマー
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BIシリーズ
水素化ポリブタジエン
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GIシリーズ
両末端に水酸基を導入した水素化ポリブタジエン
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JPシリーズ
エポキシ基を導入したポリブタジエン
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TEシリーズ
(メタ)アクリル基を導入したポリブタジエン
樹脂改質剤
NISSO-PBはさまざまなプラスチック樹脂、組成物への添加剤として優れた物性改質効果を発揮します。
粘・接着剤
G、GIシリーズは水酸基を活性部位とし、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などのジオール成分としても利用できます。
TEシリーズは(メタ)アクリル基の反応性により、粘・接着剤など様々な用途に用いることができます。
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Gシリーズ
両末端に水酸基を導入したポリブタジエン
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GIシリーズ
両末端に水酸基を導入した水素化ポリブタジエン
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JPシリーズ
エポキシ基を導入したポリブタジエン
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TEシリーズ
(メタ)アクリル基を導入したポリブタジエン
塗剤・コーティング
G、GIシリーズは水酸基を活性部位とし、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂などのジオール成分としても利用できます。
TEシリーズは(メタ)アクリル基の反応性により、塗料など様々な用途に用いることができます。
GQ、TPシリーズは多官能性のポリブタジエン樹脂であり、塗料への応用ができます。
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