カルクロン(葉面散布肥料)

SDS
混用事例

製品仕様

有効成分  塩化カルシウム 72%以上
性状  類白色顆粒
毒性  普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 
包装  500g×20袋

主な特長

  1. 作物のカルシウム欠乏による、いろいろな症状に的確な効果があり、品質のよい作物が収穫できます。
  2. 葉面からの吸収がよく、過湿または乾燥時で根が弱っている場合でも、高い効果が期待できます。

効果・薬害などの注意

1.規定濃度はよく守ってください。濃過ぎると薬害の原因となり、薄いと効果が劣ります。
2.トマトの尻ぐされには開花時がもっとも有効ですから、第1、第2、第3花房の各第1花の開花時をねらって3回散布してください。
3.セルリー、かぼちゃ、かんしょ、ぶどうの場合は、若葉の症状に注意し、早めに散布を開始して、7~ 10 日間隔で3~4回散布してください。
4.はくさい、キャベツのふちぐされ、心ぐされには早めに散布を開始して7~ 10 日間隔に3~4回散布してください。特に結球するまでに散布することが必要です。
5.りんごでビターピットが発生する園では、6月上旬~7月中旬の間に7~ 10 日おきに3~5回、果実に十分かかるように散布してください。
6.たまねぎの心ぐされの場合は地上部の症状では判断しにくいので、例年心ぐされの多い圃場では、倒伏期までに展着剤を加えて2~4回散布してください。
7.いずれの場合も散布が遅れると効果が出にくいので早めに散布してください。
8.適期散布で効果があらわれない場合は、他の原因が考えられるので病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。

2023年10月6日現在

適用表(抜粋)

印刷用製品情報(PDF)

※一部農薬、展着剤では【使用目的】および≪適用農薬名≫を記載
≪表は横にスクロールしてご覧いただけます≫

作物名適用病害虫雑草名※希釈倍数/使用量散布液量使用時期本剤の使用回数使用方法適用場所
りんご適用欠乏症状:ビターピット(苦とう病)200~500倍葉面・果面に散布
ぶどう適用欠乏症状:新葉葉縁の葉焼け症300倍葉面散布
トマト適用欠乏症状:果実の尻ぐされ症、新葉の黄化200倍葉面散布
はくさい適用欠乏症状:ふちぐされ、心ぐされ症200倍葉面散布
キャベツ適用欠乏症状:ふちぐされ、心ぐされ症200倍葉面散布
たまねぎ適用欠乏症状:心ぐされ症200倍葉面散布
セルリー適用欠乏症状:心ぐされ症200倍葉面散布
はなやさい適用欠乏症状:新葉の先枯れ症200倍葉面散布
かぼちゃ適用欠乏症状:葉縁の黄白化300倍葉面散布
なす適用欠乏症状:葉縁の黄白化300倍葉面散布
きゅうり適用欠乏症状:葉縁の黄白化300倍葉面散布
かんしょ適用欠乏症状:葉縁の黄化200倍葉面散布
いちご適用欠乏症状:チップバーン200倍葉面散布
てんさい適用欠乏症状:心焼け症200倍葉面散布
そらまめ適用欠乏症状:種子腐敗350~700倍播種床灌注

製品に関するお問い合わせ

お電話でのお問い合わせは…
03-4212-9655 平日9時~12時、13時~17時(土日祝日を除く)