農林水産省登録 | 第14034号 |
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有効成分 | マシン油 98.0% |
性状 | 淡黄色澄明可乳化油状液体 |
毒性 | 普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称) |
危険物 | 第四類 第3石油類 危険等級Ⅲ マシン油 火気厳禁 |
包装 | 20Lポリペール缶×1本 |
有効年限 | 5年 |
1.散布液は調製後なるべく早く、使用してください。
2.展着剤として使用する場合は、混用しようとする薬剤をまず溶かしてから、本剤を添加してください。
3.石灰硫黄合剤、ボルドー液などのアルカリ性剤、水和硫黄剤、ジチアノン剤との混用及び近接散布はさけてください。また、ジメトエート剤はヤノネカイガラムシ第1世代防除期には樹勢により落葉を助長することがあるので、この時期の混用はさけてください。
4.夏期高温時の散布は薬害を生じやすいので散布は日中をさけ、朝夕の涼しい時に所定範囲の低濃度で行ってください。
5.散布直後の降雨は効果を低下させるおそれがあるので、特に冬期散布においては、降雨が予想される場合は使用をさけてください。
6.かんきつに使用する場合、散布後、葉(特に旧葉)に油浸斑を生じることがありますが、日数の経過に従って消失し、落葉を助長することはありません。但し、かんばつ等で樹勢が弱っている場合には散布しないでください。
7.りんごの芽出し直後の場合は、時期がおくれると薬害を生じるおそれがあるので時期を失しないように注意してください。
8.茶に使用する場合は、摘採前4週間は使用しないでください。
9.茶の5月~9月の使用は、摘採直後の幼虫発生期に散布してください。
10.クワシロカイガラムシ対象の場合は散布量を十分にし、株元に十分にかかるように散布してください。
11.果菜類に使用する場合は下記の事項を守ってください。
(1)幼苗期の散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。また連続散布する場合の散布間隔は7日以上あけるとともに、過度の連用はさけてください。
(2)収穫間近に散布すると果実にオイル光を生じるおそれがあるので、留意してください。
(3)ハダニ類に対しては速効性が不十分であり、また1回散布では効果不十分であるので、なるべく発生初期に7~ 10 日間隔でくり返し散布してください。
12.いちごに使用する場合、他剤との混用及び近接散布は、薬害の生じやすくなるおそれがあるのでさけてください。
13.自動車などの塗装面に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないよう注意してください。
14.使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意してください。特に適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
2023年10月26日現在
※一部農薬、展着剤では【使用目的】および≪適用農薬名≫を記載
≪表は横にスクロールしてご覧いただけます≫
作物名 | 適用病害虫雑草名※ | 希釈倍数使用量 | 散布液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | 適用場所 |
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かんきつ | カイガラムシ類 | 100~200倍 | 200~700㍑/10a | 夏期(6~7月中旬) | - | 散布 | |
かんきつ | カイガラムシ類 | 70倍 | 200~700㍑/10a | 冬期(12~3月) | - | 散布 | |
かんきつ | ミカンハダニ | 70倍 | 200~700㍑/10a | 冬期(12~3月) | - | 散布 | |
かんきつ | ミカンハダニ | 100~200倍 | 200~700㍑/10a | 春~夏期(4~7月中旬) | - | 散布 | |
なし | カイガラムシ類 | 50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
なし | ニセナシサビダニ | 50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
なし | ハダニ類 | 50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
りんご | ハダニ類 | 40~60倍 | 200~700㍑/10a | 芽出し直前、直後 | - | 散布 | |
りんご | ハダニ類 | 100倍 | 200~700㍑/10a | 展葉期(発芽後2週間まで) | - | 散布 | |
りんご | ハダニ類 | 200倍 | 200~700㍑/10a | 展葉期(発芽後3週間まで) | - | 散布 | |
ネクタリン | カイガラムシ類 | 25~50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
もも | カイガラムシ類 | 25~50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
小粒核果類 | カイガラムシ類 | 25~50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
おうとう | カイガラムシ類 | 25~50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
ブルーベリー | カイガラムシ類 | 30倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
かき | カイガラムシ類 | 50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
かき | カイガラムシ類 | 200倍 | 200~700㍑/10a | 展葉期(発芽後3週間まで) | - | 散布 | |
くり | カイガラムシ類 | 50倍 | 200~700㍑/10a | 発芽前 | - | 散布 | |
きゅうり | ハダニ類 | 100~150倍 | 100~300㍑/10a | - | - | 散布 | |
すいか | ハダニ類 | 100~150倍 | 100~300㍑/10a | - | - | 散布 | |
なす | ハダニ類 | 100~150倍 | 100~300㍑/10a | - | - | 散布 | |
いちご | ハダニ類 | 100~150倍 | 100~300㍑/10a | - | - | 散布 | |
茶 | クワシロカイガラムシ | 70~100倍 | 1000㍑/10a | 10~3月 | - | 散布 | |
茶 | クワシロカイガラムシ | 100~150倍 | 1000㍑/10a | 5~9月 | - | 散布 | |
茶 | チャトゲコナジラミ | 75~100倍 | 200~400㍑/10a | 10~3月 | - | 散布 | |
茶 | チャトゲコナジラミ | 100~150倍 | 200~400㍑/10a | 5~9月 | - | 散布 | |
茶 | ハダニ類 | 70~100倍 | 200~400㍑/10a | 10~3月 | - | 散布 | |
茶 | ハダニ類 | 100~150倍 | 200~400㍑/10a | 5~9月 | - | 散布 | |
樹木類 | カイガラムシ類 | 100~200倍 | 200~700㍑/10a | 夏期 | - | 散布 | |
かんきつ | ≪チオファネートメチル剤、マンネブ・チオファネートメチル剤≫ | 20~25mL/散布液10㍑ | 添加 | ||||
なし | ≪チオファネートメチル剤≫ | 20~25mL/散布液10㍑ | 添加 | ||||
りんご | ≪チオファネートメチル剤≫ | 20~25mL/散布液10㍑ | 添加 | ||||
もも | ≪チオファネートメチル剤≫ | 20~25mL/散布液10㍑ | 添加 |