ホーマイ水和剤

SDS
混用事例

製品仕様

農林水産省登録  第13682号
有効成分 チウラム 30.0%
チオファネートメチル 50.0%
性状  類白色水和性粉末 45μm以下
毒性  普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 
包装  (100g×25袋)×4箱、500g×20袋
有効年限  4年

主な特長

  1. 広範囲の種子伝染性病害の防除に有効です。
  2. 薬液の温度が10~30℃内であれば効果にふれがありません。
  3. 大型の網袋に入れて消毒しても効果にむらがありません。

効果・薬害などの注意

1.使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
2.薬液の調製はまず少量の水に溶かし、次に所定量の水を加えよく撹拌してください。
3.薬液の温度はなるべく 10℃以下をさけてください。
4.種子粉衣(球根粉衣)の場合は適当な容器の中で、均一に種子(球根)に粉衣するように少量ずつ丁寧にまぶしてください。水稲、はとむぎ及びにんにくの場合を除き、湿粉衣はさけてください。
5.低濃度(200~400倍)長時間浸漬の場合は、薬液浸漬処理中1~2回撹拌してください。
6.本剤はフザリウム菌、リゾクトニア菌及びペニシリウム菌による苗立枯病と球根腐敗病に対しては有効ですが、他の病原菌による発病地帯での使用はさけてください。
7.水稲の種子消毒に使用する場合には次の注意事項を守ってください。
(1)種子消毒は浸種前に行ってください。
(2)もみと浸漬処理薬液との容量比は1:1以上とし、種もみはサラン網など、粗目の袋を用い薬液処理時によくゆすってください。
(3)粉衣処理は付着をよくするため、あらかじめ種子を湿らせ(塩水選水切り後などが適当)、湿粉衣としてください。
(4)薬剤処理した種もみは少なくとも数時間は放置して風乾後、水洗せずに浸種してください。
(5)浸種は停滞水中で行ってください。
(6)浸種の浴比は1:2とし、水の交換は原則として行わないでください。ただし、液温が高い場合など酸素不足になるおそれがあるときには静かに換水してください。
(7)粉衣処理及び高濃度浸漬処理(20~30倍)をした種子を育苗箱には種する場合は浸種終了後、浸種液中で過度の付着薬剤をゆすぎ落としてからは種してください。
8.消毒後の球根は水洗せずに植付けるか、風乾して貯蔵してください。
9.種子浸漬処理の場合(水稲の場合を除く)は、浸漬後、水洗せずに風乾してからは種してください。
10.はとむぎの種子浸漬処理の場合は乾燥種子を所定時間浸漬したのちに水洗せずに風乾してからは種してください。
11.本剤で処理した種子等は食糧や動物飼料として用いないでください。
12.本剤を使用したつまみ菜、間引き菜等の幼植物は食用に供しないでください。
13.イネシンガレセンチュウに対しては効果が不十分な場合があるので、イネシンガレセンチュウだけを対象としての使用はさけ、ばか苗病などの同時防除剤として湿粉衣してください。(使用量は乾燥もみ重量の1%)
14.適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。

2024年1月25日現在

適用表(抜粋)

印刷用製品情報(PDF)

※一部農薬、展着剤では【使用目的】および≪適用農薬名≫を記載
≪表は横にスクロールしてご覧いただけます≫

作物名適用病害虫雑草名※希釈倍数使用量散布液量使用時期本剤の使用回数使用方法適用場所
野菜類(豆類(未成熟)を除く)フザリウム・リゾクトニア菌による病害(つる割病等)種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子処理機による種子粉衣
にんにくイモグサレセンチュウ種球重量の1.0%植付前1回種球粉衣(湿粉衣)
にんにく黒腐菌核病種球重量の1.0%植付前1回種球粉衣(湿粉衣)
豆類(種実)フザリウム・リゾクトニア菌による病害種子重量の0.5%は種前1回種子処理機による種子粉衣
だいず紫斑病種子重量の0.5%は種前1回種子粉衣
豆類(未成熟)フザリウム・リゾクトニア菌による病害種子重量の0.5%は種前1回種子処理機による種子粉衣
きゅうりつる割病200倍は種前1回30~60分間種子浸漬
きゅうりつる割病種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣
きゅうり苗立枯病種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣
きゅうり苗立枯病200倍は種前1回30~60分間種子浸漬
すいかの接木用のゆうがおつる割病種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣
すいかの接木用のゆうがおつる割病200倍は種前1回30~60分間種子浸漬
トマト萎凋病200倍は種前1回20~30分間種子浸漬
イネシンガレセンチュウ乾燥種もみ重量の1.0%浸種前1回種子粉衣(湿粉衣)
いもち病20~30倍浸種前1回10分間種子浸漬
いもち病200倍浸種前1回24~48時間種子浸漬
いもち病乾燥種もみ重量の0.5~1.0%浸種前1回種子粉衣(湿粉衣)
いもち病200倍浸種前1回6~24時間種子浸漬
いもち病400倍浸種前1回24~48時間種子浸漬
ごま葉枯病200倍浸種前1回24~48時間種子浸漬
ごま葉枯病20~30倍浸種前1回10分間種子浸漬
ごま葉枯病乾燥種もみ重量の0.5~1.0%浸種前1回種子粉衣(湿粉衣)
ばか苗病200倍浸種前1回24~48時間種子浸漬
ばか苗病乾燥種もみ重量の0.5~1.0%浸種前1回種子粉衣(湿粉衣)
ばか苗病20~30倍浸種前1回10分間種子浸漬
ばか苗病200倍浸種前1回6~24時間種子浸漬
ばか苗病400倍浸種前1回24~48時間種子浸漬
苗立枯病20~30倍浸種前1回10分間種子浸漬
苗立枯病乾燥種もみ重量の0.5~1.0%浸種前1回種子粉衣(湿粉衣)
苗立枯病200倍浸種前1回24~48時間種子浸漬
麦類(小麦を除く)なまぐさ黒穂病200倍は種前1回6~24時間種子浸漬
麦類(小麦を除く)なまぐさ黒穂病種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣
麦類(小麦を除く)斑葉病200倍は種前1回6~24時間種子浸漬
麦類(小麦を除く)斑葉病種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣
小麦なまぐさ黒穂病種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣
小麦なまぐさ黒穂病200倍は種前1回6~24時間種子浸漬
小麦斑葉病200倍は種前1回6~24時間種子浸漬
小麦斑葉病種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣
はとむぎ黒穂病200倍は種前1回72時間種子浸漬
はとむぎ黒穂病乾燥種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣(湿粉衣)
はとむぎ葉枯病200倍は種前1回72時間種子浸漬
はとむぎ葉枯病乾燥種子重量の0.5~1.0%は種前1回種子粉衣(湿粉衣)
花き類フザリウム・リゾクトニア菌による病害(苗立枯病等)種子重量の1.0%は種前1回種子処理機による種子粉衣
アスター苗立枯病種子重量の1.0%は種前1回種子粉衣
アスター苗立枯病200倍は種前1回30分間種子浸漬
グラジオラス球根腐敗病200倍植付前又は貯蔵前1回30分間球根浸漬
グラジオラス球根腐敗病球根重量の1.0%植付前又は貯蔵前1回球根粉衣
けいとう苗立枯病200倍は種前1回30分間種子浸漬
けいとう苗立枯病種子重量の1.0%は種前1回種子粉衣
シクラメン苗立枯病種子重量の1.0%は種前1回種子粉衣
シクラメン苗立枯病200倍は種前1回30分間種子浸漬
すいせん球根腐敗病球根重量の1.0%植付前又は貯蔵前1回球根粉衣
すいせん球根腐敗病200倍植付前又は貯蔵前1回30分間球根浸漬
ストック苗立枯病種子重量の1.0%は種前1回種子粉衣
ストック苗立枯病200倍は種前1回30分間種子浸漬
チューリップ球根腐敗病球根重量の1.0%植付前又は貯蔵前1回球根粉衣
チューリップ球根腐敗病200倍植付前又は貯蔵前1回30分間球根浸漬
フリージア球根腐敗病200倍植付前又は貯蔵前1回30分間球根浸漬
フリージア球根腐敗病球根重量の1.0%植付前又は貯蔵前1回球根粉衣
べにばな苗立枯病種子重量の1.0%は種前1回種子粉衣
べにばな苗立枯病200倍は種前1回30分間種子浸漬
ゆり球根腐敗病200倍植付前又は貯蔵前1回30分間球根浸漬
ゆり球根腐敗病球根重量の1.0%植付前又は貯蔵前1回球根粉衣
まつ苗立枯病200倍は種前1回30分間種子浸漬
まつ苗立枯病種子重量の1.0%は種前1回種子粉衣
すぎ苗立枯病種子重量の1.0%は種前1回種子粉衣
すぎ苗立枯病200倍は種前1回30分間種子浸漬
ひのき苗立枯病種子重量の1.0%は種前1回種子粉衣
ひのき苗立枯病200倍は種前1回30分間種子浸漬

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