日曹ダコニールジェット

SDS
混用事例

製品仕様

農林水産省登録  第21934号
有効成分  テトラクロロイソフタロニトリル 46.0%
性状  類白色発煙性中空円板状 1個80g 
毒性  普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 
包装  (80g×5錠)×10パック×2箱
有効年限  4年

主な特長

  1. 幅広い殺菌スペクトルを有し、耐性菌の事例のないTPNを有効成分とするくん煙剤です。
  2. きゅうりのべと病・うどんこ病、トマトの葉かび病、なすの黒枯病に優れた予防効果があり、収穫前日まで使用できます。
  3. くん煙剤なのでハウス内の湿度を高めず、作物の汚れも少なく省力防除ができます。

製品説明動画

日曹のくん煙剤を使ってみた!(くん煙剤使用方法のご紹介)

散布機が重い、作物が薬剤で汚れる…日曹のくん煙剤ならそんなご心配を解決します。

効果・薬害などの注意

1.使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
2.温室・ガラス室・ビニールハウス等、防除しようとする室の戸や窓を閉め、室内の可燃物を取り除き、室の容積によって使用量を決め、必要に応じてくん煙箇所を数箇所に分けて配置し、煙が満べんなく行きわたるようにしてください。
3.くん煙する場合は、添付のつり具または所定の電気式点火・くん煙装置を使用してくん煙してください。つり具及び電気式点火・くん煙装置はつり下げるか、または不燃性の台などの上にのせて使用してください。なお、植物体・可燃物から離れた中央の安全な場所に設置してください。特にビニールなどの被覆材とは 60cm 以上離れた位置で使用してください。
4.点火は以下のとおりに行ってください。
(1)点火紙を用いる場合
   同封の点火紙をつり具の所定の位置に正しく設置し、その上に薬剤をのせてから点火紙に点火してください。点火紙を薬剤の上にのせて点火すると炎が出るのでさけてください。発煙直後に万一炎が出た場合は吹き消してください。点火後発煙を確認したらくん煙室の外に出てそのまま放置してください。
(2)電気式点火・くん煙装置を使用する場合
   装置は水などに濡れないように設置し、電源がオフになっていることを確認のうえ、薬剤を装置の所定の位置に正しく設置した後に通電してください。点火後発煙したら電源のオフを確認し、くん煙室の外に出てそのまま放置してください。発煙直後に万一炎が出た場合においても、再びくん煙室に入らずに、そのまま放置してください。
(3)点火後は、くん煙終了時までくん煙室に入らないでください。
5.高温時のくん煙は薬害を生じるおそれがあるので、日中のくん煙はさけ、夕方からくん煙し、翌朝開放してください。
6.室外で強い風が吹いている時は、煙が片寄ってしまい、均一な効果が出にくいので使用しないでください。
7.定植直後または幼苗・軟弱徒長苗には使用しないでください。
8.使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、 病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。

2023年6月13日現在

適用表(抜粋)

印刷用製品情報(PDF)

※一部農薬、展着剤では【使用目的】および≪適用農薬名≫を記載
≪表は横にスクロールしてご覧いただけます≫

作物名適用病害虫雑草名※希釈倍数使用量散布液量使用時期本剤の使用回数使用方法適用場所
きゅうりうどんこ病くん煙室容積100立方㍍(床面積50㎡,高さ2m)当り20g収穫前日まで8回以内くん煙(通常10~15時間)温室、ビニールハウス等密閉できる場所
きゅうりべと病くん煙室容積100立方㍍(床面積50㎡,高さ2m)当り20g収穫前日まで8回以内くん煙(通常10~15時間)温室、ビニールハウス等密閉できる場所
なす黒枯病くん煙室容積100立方㍍(床面積50㎡,高さ2m)当り20g収穫前日まで4回以内くん煙(通常10~15時間)温室、ビニールハウス等密閉できる場所
トマト葉かび病くん煙室容積100立方㍍(床面積50㎡,高さ2m)当り20g収穫前日まで4回以内くん煙(通常10~15時間)温室、ビニールハウス等密閉できる場所

製品に関するお問い合わせ

お電話でのお問い合わせは…
03-4212-9655 平日9時~12時、13時~17時(土日祝日を除く)