対象作物と適用害虫(抜粋)

シロイチモジヨトウ

シロイチモジヨトウ

ハスモンヨトウ

ハスモンヨトウ

オオタバコガ

オオタバコガ

りんご

りんご

ぶどう

ぶどう

小粒核果類

小粒核果類

おうとう

おうとう

もも

もも/ネクタリン

梨

キャベツ

キャベツ

はくさい

はくさい

レタス

レタス

いちご

いちご

ねぎ

ねぎ

だいず

だいず

マンゴー

マンゴー

茶

てんさい

てんさい

かんしょ

かんしょ

ロムダンフロアブルの特長

1

ユニークな
脱皮促進作用

従来のキチン合成阻害剤(殺虫剤分類15)や幼若ホルモン剤(殺虫剤分類7C)とは異なる昆虫成長抑制剤(殺菌剤分類18)です。
チョウ目幼虫に対して異常脱皮を誘発し、発育や摂食行動を抑制し、死に至らせます。

2

安定した効果

残効性・耐雨性に優れ、幼虫の発育ステージにかかわらず高い効果を示します。
既存剤に感受性が低下した害虫にも有効です。

3

環境に対する
影響の少ない薬剤

天敵、ミツバチなどの有用昆虫に影響が少ない薬剤です。
登録作物への薬害は認められていません。

※蚕に対しては強い毒性を示します。

1

ユニークな脱皮促進作用

害虫の脱皮を促進させることで発育前に防除します。

ロムダンは昆虫の脱皮ホルモン様の作用を有し、新しい表皮の形成を異常に誘導します。そのため幼虫は速やかに摂食を停止し、脱皮不能または不完全な脱皮状態となり発育できず死に至ります。

1

ロムダンフロアブル
1,000倍

被害:少
ロムダンの場合、新しい表皮の形成を異常に誘導します(脱皮促進)。そのため幼虫は速やかに摂食を停止し、不完全な脱皮状態となり発育できずに死に至ります。
2

IGR A剤
2,000倍

被害:中
キチン生合成阻害剤の場合、新しい表皮の形成を阻害します。そのため幼虫は脱皮の際に体液流出などにより死に至ります。
3

無処理

被害:多
無処理の場合、幼虫は脱皮をすることで食害を強めます。
比較条件:2令幼虫5頭接種

脱皮促進による
「ダブルヘッド
キャップ現象」

ロムダンを散布した幼虫にはダブルヘッドキャップ現象が現れるのが特徴です。

前齢期の頭殻が残り、新頭部が正常に発育できません。

この作用により早い効果発現が期待できるので、作物の食害による被害が少なくなります。

ダブルヘッドキャップ現象

2

安定した効果

  • 残効性・耐雨性に優れ、幼虫の発育ステージにかかわらず高い効果を示します。
  • 既存剤に感受性が低下した害虫にも有効です。
  • キチン生合成阻害剤に比べて速やかに効果を発揮します。

作用発現速度

作用発現速度グラフ

※は実用濃度

試験害虫:
ミダレカクモンハマキ5令幼虫
試験データ:
北興化学工業株式会社 (1992)
試験方法:
所定濃度の薬液(展着剤0.01%加用)をりんご切り枝に散布し、風乾後ミダレカクモンハマキ5令幼虫を接種し継時的に調査。

効果持続性に及ぼす降雨の影響

効果持続性に及ぼす降雨の影響

※は実用濃度

試 験 害 虫:
ハスモンヨトウ
試験データ:
北興化学工業株式会社 (1989)
試 験 方 法:
ポット植えのてんさいに所定の濃度の薬液を
150L/10a相当になるように散布した。
散布3時間後、人工降雨装置により、20mm/hrの処理をした。
風乾後処理葉を切り取り、ハスモンヨトウ3令幼虫を接種し、5日後に生死を判定。
3

環境に対する影響の
少ない薬剤

  • 有用昆虫、天敵に影響が少ない薬剤です。
  • 登録作物・周辺作物への薬害は認められていません。
生物種
試験方法
濃度
影響
生物種
試験方法
濃度
影響
セイヨウミツバチ
直接散布
100〜2,000倍
影響なし
セイヨウミツバチ
巣箱/帰巣性
1,000倍
影響なし
マメコバチ
直接散布
1,500倍
影響なし
生物種
試験方法
濃度
影響
マメコバチ
食毒法(りんご葉)
1,500倍
影響なし
ツチマルハナバチ
直接散布
1,000倍
影響なし
ツチマルハナバチ
食毒法(蜂蜜溶液)
1,000倍
影響なし
生物種
試験方法
濃度
影響
ケナガカブリダニ
直接散布
1,000〜4,000倍
影響なし
スワルスキー
カブリダニ
直接散布
1,000倍
影響なし
ミヤコ
カブリダニ
直接散布
1,000倍
影響なし
生物種
試験方法
濃度
影響
ハナカメムシ
直接散布
1,000倍
影響なし
  • ※すべてフロアブル製剤で実施。
  • ※蚕に対しては強い毒性を示します。また、薬剤は桑葉に付着すると長期間にわたり影響を及ぼします。桑園地帯等での散布は絶対に避けてください。

上手な使い方

本剤は植物体上での移行性はありません。対象害虫に対してはラベルに従い所定濃度に希釈液を調製し、害虫発生初期に散布むらのないように十分量を散布してください。

使い方のポイント

  • 害虫発生初期に散布することで
    高い効果を発揮します。
  • 抵抗性対策として作用機作の
    異なる複数の薬剤を
    体系的に使用することが重要です。(使用前にはラベルの記載内容および混用事例をご確認ください)
  • 天敵に影響が少ないので
    IPM(総合防除)に適しています。

使い方の一例

発生消長と防除適期(リンゴコカクモンハマキ)
効果持続性に及ぼす降雨の影響

※生育ステージは地域等で多少異なる場合があります。

試験成績

りんご 害虫:ミダレカクモンハマキ
品種:
ふじ
発生量:
卵塊接種
試験場:
青森県りんご試験場(1994)
散布日:
5月9日(落花直前)
5月20日(落花直後)
調査日:
5月31日~6月3日(落花10日後頃)
りんご 害虫:キリガ類(アカバキリガ)
品 種:
みすずつがる 25年生
発生量:
中発生(薬液の散布3時間後に、
1枝あたり3齢幼虫10頭を放虫)
試験場:
日本曹達(株)磐梯フィールドリサーチステーション(2015)
散布日:
5月26日(落花期)
調査日:
6月2日
はくさい 害虫:シロイチモジヨトウ
品 種:
耐病六十日
発生量:
中→少発生(放虫)
試験場:
日植防高知(2024)
散布日:
2024年6月14日
調査日:
2024年6月16日、6月21日
レタス 害虫:シロイチモジヨトウ
品 種:
シスコ
発生量:
中→少発生(放虫)
試験場:
愛知農試(2024)
散布日:
2024年10月2日
調査日:
2024年10月5日、10月8日
ねぎ 害虫:シロイチモジヨトウ
品 種:
九条太葱
発生量:
中発生(放虫)
試験場:
日植防高知(2012)
散布日:
2012年6月25日
調査日:
2012年6月27日、6月30日、7月5日

※無処理の密度を常に100とした場合の処理区の密度。値が低いほど効果が高い。

キャベツ 害虫:ハスモンヨトウ
品 種:
秋徳SP
発生量:
多発生(放虫、自然発生もあり)
試験場:
日植防宮崎(2012)
散布日:
2012年8月6日
調査日:
2012年8月9日、8月13日、8月17日

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