NISSOCURE TIC-188

エポキシ樹脂硬化促進剤

エポキシ樹脂硬化促進剤

NISSOCUREとは

包接技術とは

分子(ホスト)が形成する結晶空間に別の分子(ゲスト)を分子単位で閉じ込めるものです。

包接触媒

包接技術を用い、イミダゾール類を結晶空間に閉じ込めました。
これら、包接された触媒は特徴あるエポキシ硬化挙動を示します。

効果

  • 常温での触媒活性を抑制
  • ポットライフの向上
  • 流動性の向上

用途

  • 半導体封止材
  • 絶縁材
  • 接着剤
  • その他エポキシ樹脂硬化用途

NISSOCURE TIC-188

TIC-188

構造モデル

【DSC測定組成】

液状エポキシ樹脂:100 硬化触媒(2P4MHZとして):4

DSC測定組成

NISSOCURE TIC-188の効果

スパイラルフロー劣化率のグラフ

【組成】

  • o-クレゾールノボラックエポキシ樹脂:100
  • ノボラックフェノール型硬化剤:50
  • 離型剤:2
  • シランカップリング剤:5
  • 球状シリカ:900
  • 硬化触媒(2P4MHZとして):2

【保存試験温度】

  • 25℃

【成形条件】

  • 175℃×70kgf/cm2×3分間
  • トランスファーラム速度 5cm/sec

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