仕事と社員

M.I.

経理部 財務課
2017年入社 国際経営学部卒

仕事内容

事業に必要な
「お金」を広く管理する。

財務とは、簡単に言えば会社の経営に必要なお金を調達したり、お金のやりとりを管理する仕事です。日本曹達はHPCの増産や新規事業の創出に向けた設備投資を積極的に行っており、財務はそのための資金調達を担っています。さらに、事業を継続する上で発生する入出金の管理や損害保険、有価証券の管理も財務の役割です。
財務の特徴は、「お金」を軸にして社内外の多くの人たちと関わる点です。各部署から申請された伝票が、実際の入出金額と一致しているかを確認したりすることで、日々のお金の動きを管理しています。また、製造業では一般的にプラントに火災保険をかけており、定期的に保険の更新手続きや見直しなどが必要です。保険については保険代理店とやりとりしながら、更新や新規契約の際には各事業所を直接訪れて、現場の担当者と一緒に手続きを行います。その他、保険料の支払いや設備投資に必要な資金を調達するため、銀行との交渉も行います。多くの人と関わるため、常に相手の立場に立ちながら、わかりやすく「伝える」能力が求められる仕事です。

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  • 仕事はどうやって覚えたの?

    私自身、損害保険や有価証券に馴染みがなかったため、専門用語や仕組みの理解には苦労しました。保険については先輩に何度も質問し、有価証券については自分で新聞や書籍などを読んで勉強し、必要な知識を身につけていきました。働き始めてから知ったことですが、関連する法律や制度は変わっていくため、経験があるかどうかに関わらず、学び続けることが必要です。また、入社1、2年目は工場で勤務していたため、各工場で入っている保険は担当者に気軽に聞くこともできました。

仕事の魅力

専門性を高め、
頼られる人材へ。

他部署との接点が多い仕事なのですが、「聞いて良かった!」「資料がわかりやすかった」と誰かの役に立てた時や、自分のこだわりが伝わって評価してもらえた時にはやりがいを感じます。損害保険や有価証券は一般的に馴染みが薄い分野なので、他の部署から問い合わせが来ることも少なくありません。手続きや問い合わせの際には、できるだけ専門用語を使わずに、かつスムーズに対応を進められるよう、相手の立場に立ちながら説明をしたり、資料を作成するように心がけています。
今の部署への配属前、私は営業よりも数字を扱う仕事の方が自分に向いていると思っていたので、面談の際に上司から「こんな仕事があるよ」と紹介してもらって、この仕事を希望しました。現在は財務の中でも損害保険や有価証券を主に担当していますが、今後は財務・経理の中で領域を拡げていきたいです。また、損害保険や有価証券は知識を持った人が少ない分野であることもわかったので、専門性を高め、社内で頼られる人材にもなっていきたいと考えています。

  • 私の「そーだ!」体験

    日本曹達では文系出身でも原則的に工場勤務からスタートします。いずれは本社に異動することが前提なので、あまり歓迎されないのではと不安に思っていました。ですが、実際には予想以上に丁寧に仕事を教えてくれ、責任のある仕事も任せてもらいました。経験豊富なのにどんな人とも丁寧にコミュニケーションを取り、将来こんな風になりたいと思える先輩社員と出会えたのも工場勤務でのことです。いつまでも初心を忘れずにいたいと思えるようになった、私のキャリアの原点です。

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