キャリアサポート

Talk Session ライフイベントとキャリア

  • S.M.

    本社
    研究開発本部
    知的財産部
    2014年入社
    農学部獣医学科修了

    製薬会社や食品会社などと検討した結果、研究室の教授の勧めもあり、日本曹達に入社。社員の人柄や福利厚生の充実ぶりも入社の決め手に。2018年から産前・産後休暇、育児休業を6ヶ月取得。復帰後から現在まで時短勤務制度を利用して勤務している。

  • C.N.

    小田原研究所
    榛原フィールドリサーチセンター
    圃場評価研究部
    2015年度入社
    生産環境科学専攻修了

    専攻を活かすことができ、生物農薬も研究していること、海外での販売比率も高いことから日本曹達への入社を決意。2019年から2020年にかけて産前・産後休暇、育児休業を取得。社内制度のオンライン英会話を受講しており、週末は子どもと一緒に受講することも。

  • Y.S.

    本社
    農業化学品事業部
    登録部
    2006年入社
    農学研究科修了

    異業界も含めて就職活動を行い、もっともコミュニケーションが円滑だと感じた日本曹達への入社を決める。2011年、開発段階の新剤のプロジェクトに部署の代表者として参加した経験も。2021年3月から12月まで産前・産後休暇、育児休業を取得し、翌4月から本社勤務に。

  • T.K.

    本社
    農業化学品事業部
    開発部
    2014年入社
    農学研究科 地域環境科学専攻修了

    研究者の道を歩むか悩んだ末、研究以外のことも経験してみたいと考えて日本曹達に入社する。第一子誕生の際、2021年に育児休業を取得。週末には実家の農業も手伝いながら、育児に奮闘する日々。

それぞれのキャリア

  • 最初に配属されたのは農薬の安全性評価を行う部署でした。比較的特殊な業務で、あまり異動がない部署なので、14年間、同じグループ内でいろいろな仕事を経験してきました。2022年の4月からは本社に異動し、現在は農薬を海外で販売できるよう安全性のデータを揃えて農薬の登録取得を目指す業務を担当しています。

  • 入社当初は、研究所でずっと研究を続けたいと考えていたのですが、年次が上がるにつれて、人とディスカッションすることが好きだと感じるように。自ら希望を出して、本社に異動しました。現在は新規殺虫剤殺ダニ剤の開発業務を担当しており、研究所で見出された農薬の「卵」を農業現場でどのように使ってもらえるか、国内外、社内外とすり合わせながら、社会実装させる仕事をしています。

  • 私は大学時代に生物農薬の研究を行っており、日本曹達では化学農薬の探索研究に携わって経験と知識を培った後、それを糧にして生物農薬の研究に取り組みたいと考えていました。キャリアの転機になったのは、殺菌剤研究グループに所属していた時に行った欧州への海外出張です。化学農薬と生物農薬を融合した防除の研究施設を見学し、これからは日本でも両方を融合させた防除が有効になると実感しました。その後、改めて生物農薬研究グループに配属が移り、今は有用微生物の探索や現有製品の研究に携わっています。

  • 私はみなさんのようにキャリアが一貫していなくて。はじめに安全性を研究する部署に配属された後、探索の方が自分に向いていそうだと考えて異動希望を上司と相談しました。その後、解析研究の部署に移りましたが、ずっと研究を続けることに難しさを感じるようになり、本部や人事に相談したところ、部署間のやりとりが好きだったことから知的財産を管理する部署に異動しました。研究の経験も活かせますし、満足できる部署だと感じています。

  • 合成などの部署から知的財産に行く人もいますよね。相談に親身に乗ってくれるのは、日本曹達でキャリアを歩む魅力だと思います。

  • 私もキャリアの希望を聞き入れてもらえてきました。日本曹達にはキャリア開発支援制度という制度があります。将来、どういう人材になりたいかを「キャリアビジョンシート」に記入し、上司と相談の上、他部署とマッチングすることもできます。(※人事部注 業務状況や他者との都合もあるので“100%”ではありません)働く中でキャリアのイメージが変わっても、日本曹達はちゃんと寄り添ってくれるので、長く働き続けられると思います。

  • 私もあまりキャリアのことを意識せずに今まで働いてきたのですが、やりたいことを発信し続ければ、希望のキャリアを実現できると周りの社員を見ていても思います。

  • 私もキャリアビジョンシートに「子どもがまだ小さいので海外赴任は難しい」と書いたら、「これから出張が多くなっても大丈夫か?」と上司が心配して面談をしてくれました。今にして思うと、あれは異動を仄めかしていたのですね(笑)。

  • 特に、良いニュースは広がるのが本当に早いですよね(笑)。みんな良い意味で世話焼きで、「こんな風に悩んでいる子がいるみたいだよ」という話が回ってくることもあります。

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仕事とライフイベント

  • 私を含め、みなさん小さい子どもがいますね。私は妊娠中、周囲の社員たちが私の体調をとても配慮してくれたことが印象に残っています。危ない実験はやらないように調整してくれたり。階段を登っていると「危ないよ!」と、ちょっと過剰なくらい心配してくれたことも(笑)。

  • もともと男性が多い職場でしたから、逆に妊娠中の女性には心配しすぎなくらい配慮してくれますよね。

  • 妊婦への配慮という意味ではマタニティ作業着もできましたね。もともと妊娠経験者の女性からは、おなかの部分がゴムタイプの作業着があると嬉しいという声があって。実際に取り入れてくれて、私がマタニティ作業着を着た第一号でした。

  • 私の時はまだ試作段階でした。最初は「妊婦用の作業着があったらいいよね」という希望を話していましたが、スピーディに実現まで運んでくださって、本当に配慮がきめ細かいです。

  • 今は男性も育児に参加するのが当たり前の時代になっています。私は第一子誕生の際に育児休業を取得し、今は妻とテレワークの日程を融通し合って、保育園の送り迎えを分担しながら働いています。

  • T.K.さんと私は同期ですが、生まれる前は全然子育てのことを調べていなくて「大丈夫かな?」と心配していましたが、今は本当に子育てについて詳しくなりましたよね。二人で話していても、子どもの話題でよく盛り上がります。

  • 子どもが生まれるまでは、どうにかなるだろうと楽観視していたのですが、生まれる頃に急に不安になって必死で勉強して詰め込みました(笑)。日本曹達では周りにも子育て世帯が多いですし、男性同士でも育児の情報交換がさかんです。コミュニティのようなものがあるのは心強かったです。男性でも、育児休業を「取得するかどうか」ではなく「いつ取るか」というところから話が始まるのも良かったですね。

  • そういう社員同士のネットワークって身近な先輩方が家庭を持って新しいライフスタイルを築いていく、という流れを見てきているのも大きいのかもしれないですね。以前なら一緒に部活をしていた先輩が「土日は子どもと公園に行くから」と言うようになって。あ、子どもができたら毎日公園に行くようになるんだ、って気づいたり(笑)。

  • 情報もですが、物の融通もよくありますよね。子どもが生まれた後、あまり接点が多くなかった社員からチャイルドシートをもらったことがあります。

●日本曹達のワークライフバランス支援制度

  • 出産・子育てに関する制度

    出産休暇:産前6週間、産後8週間(有給)
    育児休業:子が1歳に達する日まで(保育園に入れないといった特定の理由がある場合は子が4歳の年度末まで)取得可能(無給)、
    男性社員は5日間有給での取得が可能
    看護休暇:小学校6年生までの子どもの傷病治療や健康診断などで年間5日(2人以上の場合は10日)取得可能
    ※1時間単位で取得可能

  • 介護に関する制度

    介護休業:対象家族1名につき1年、3回まで分割で取得可能
    介護休暇:要介護状態の家族の介護のため年間5日(2人以上の場合は10日)取得可能
    ※1時間単位で取得可能

  • 短時間勤務に関する制度

    時短勤務:小学校6年生までの子を養育する社員、介護休業法にもとづく介護休業を取得しない社員に対し、1日6時間を超える勤務を免除

  • その他

    積立特別休暇:失効する年次有給休暇を最大40日まで積立可能
    カフェテリアプラン:会社が提供する福利厚生サービス。育児、介護、自己啓発については、補助金額が割増

学生のみなさんへ

  • 女性だからといって仕事の幅や責任が制限されることなく、やりがいある業務を任せてくれるのは日本曹達の魅力だと思います。私自身、入社6年目には開発段階の新剤のプロジェクトに部署の代表として参加し、海外出張して社外の人たちと議論した経験もあります。自分自身の成長にとって大きな糧になりました。

  • 私も産前休暇を取得する数ヶ月前に、上市間近の新農薬に関する研究テーマに取り組ませてもらいました。間に合わないかもと上司に相談した時に、「このテーマを一番扱い慣れているのは君だからぜひやってほしい。それでも、もし間に合わなかったら引き継ぐから安心してほしい」と言ってもらいました。他の業務も軽減してもらい、最終的に無事に成果をあげることができました。

  • 私は日本曹達の最大の魅力は、親身に相談に乗ってくれる社員たちがいることだと思います。私自身、入社当初はキャリアのことを真剣に考えていませんでしたが、人に恵まれて今までのキャリアが拓けてきました。気づいたら理想のキャリアに進んできていた、といった感覚です。

  • たしかにそうですね。私も入社当初は、将来のことはほとんど考えていませんでした。そんな私が今、やりがいのある仕事をできて、妻と子どもと幸せに過ごせているのも、日本曹達にいる方々に支えられているおかげだと思っています。

  • 学生のみなさんには「何も心配せず日本曹達に来れば大丈夫だよ!」と言いたいです。私の持論ですが、就職活動では将来のキャリアはあまり気にせず、自分の価値観に合うかどうかを重視した方が良いと思います。

  • みなさんの言う通りで、ライフイベントやキャリアについては心配する必要がない会社です。社員のやりたいことを否定することもなく、若手からチャレンジできる環境でもありますね。

  • 「マミートラック」という言葉がありますが、妊娠や出産は、会社によっては第一線から異動させられることになったりと、キャリアの妨げになることがあります。ですが日本曹達は、妊娠中から産後まで、しっかりと考慮してくれながらも、バリバリと仕事をさせてくれます。本当に頼れる会社だと思います。

  • もしみなさんが日本曹達に入社した後、何か悩むことがあったら、ぜひ私たちに連絡してください!メール一本で相談に乗りますよ!