ホーマイコート

SDS
混用事例

製品仕様

農林水産省登録  第13684号
有効成分 チウラム 10.0%
チオファネートメチル 10.0%
性状  類白色水和性粉末 45μm以下
毒性  普通物(毒劇物に該当しないものを指していう通称)
危険物 
包装  1kg×10袋
有効年限  4年

主な特長

  1. 予防効果に優れ浸透性が高い殺菌剤です。
  2. 抗菌スペクトラムが広く、各種病害の同時防除が可能です。
  3. 固着性のある製剤で、休眠期防除と種子消毒に安定した効果があります。

効果・薬害などの注意

1.使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
2.種子粉衣(球根粉衣)は適当な容器の中で均一に種子(球根)に粉衣するように少量ずつていねいにまぶしてください。花の場合は湿粉衣はさけてください。
3.花の種子粉衣の場合の使用薬量は、種子の形状によって付着量が異なるので所定薬量の範囲内で加減してください。
4.本剤はフザリウム菌、リゾクトニア菌及びペニシリウム菌による苗立枯病及び球根腐敗病に対しては有効ですが、他の病原菌による発病地帯での使用はさけてください。
5.蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
6.水稲の種子消毒に使用する場合には次の注意事項を守ってください。
(1)種子消毒は浸種前に行ってください。
(2)粉衣処理は付着をよくするため、あらかじめ種子を湿らせ(塩水選、水切り後などが適当)湿粉衣としてください。
(3)薬液処理した種もみは少なくとも数時間は放置して風乾後、水洗せずに浸種してください。
(4)浸種は停滞水中で行ってください。
(5)浸種の浴比は1:2とし、水の交換は原則として行わないでください。ただし、液温が高い場合等、酸素不足になるおそれがあるときには、静かに換水してください。
(6)粉衣処理をした種子を育苗箱には種する場合は、浸種終了後、浸種液中で過度の付着薬剤をゆすぎ落としてからは種してください。
7.消毒後の球根は水洗せず植付けるか、貯蔵してください。
8.本剤で処理した種子等は、食糧や動物用飼料に使用しないようにしてください。
9.使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。

2024年1月25日現在

適用表(抜粋)

印刷用製品情報(PDF)

※一部農薬、展着剤では【使用目的】および≪適用農薬名≫を記載
≪表は横にスクロールしてご覧いただけます≫

作物名適用病害虫雑草名※希釈倍数使用量散布液量使用時期本剤の使用回数使用方法適用場所
なし黒星病50倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
すももふくろみ病50~100倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
もも縮葉病50~100倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
ぶどうつる割病50~100倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
ぶどう黒とう病50~100倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
ぶどう枝膨病50倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
ぶどう晩腐病50~100倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
かきうどんこ病50~100倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
かき炭疽病50倍200~700㍑/10a休眠期1回散布
きゅうり炭疽病種子重量の2~3%は種前1回種子粉衣
いもち病種子重量の2~3%浸種前1回種子粉衣
ごま葉枯病種子重量の2~3%浸種前1回種子粉衣
ばか苗病種子重量の2~3%浸種前1回種子粉衣
苗立枯病種子重量の2~3%浸種前1回種子粉衣
大麦斑葉病種子重量の2~3%は種前1回種子粉衣
アスター苗立枯病種子重量の2~3%は種前1回種子粉衣
グラジオラス球根腐敗病球根重量の2~3%植付前又は貯蔵前1回球根粉衣
けいとう苗立枯病種子重量の2~3%は種前1回種子粉衣
すいせん球根腐敗病球根重量の2~3%植付前又は貯蔵前1回球根粉衣
チューリップ球根腐敗病球根重量の2~3%植付前又は貯蔵前1回球根粉衣
べにばな苗立枯病種子重量の2~3%は種前1回種子粉衣

製品に関するお問い合わせ

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