ニュースリリース

1998年10月29日

HPC増産プラントを完成


当社は、農医薬を中心とした有機合成分野について長年の実績をもっており、生産技術、品質管理の面でも多くの蓄積があります。
医薬関係分野では、1991年に世界に先駆けて企業化したペネム・カルバペネム系抗生物質鍵中間体アセトキシアゼチジノン(AOSA)をはじめ、抗エイズ薬中間体などの医薬中間体の充実とともに、1997年には(AOSA)を利用したファロペネムナトリウムをサントリー株式会社と共同で開発し、医薬バルク分野への進出を果たして医薬事業の拡大に努めてまいりました。

その医薬事業の基幹をなす医薬品添加剤ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)は、30年前から生産販売を続けていますが、国内医薬品生産量の堅調な伸びに伴い漸次生産量を増加してきました。
今般、海外市場でも高い評価を得ており、グローバルな需要の増加に対応すべく増産プラントを完成させました。


1. 能力増強の概要

(1)プラントの所在地:二本木工場(新潟県中頸城郡中郷村)
(2)生 産 能 力:600トン/年増強(合計1,500トン/年)
(3)投 資 額:数十億円
(4)完 成 時 期:1998年6月 完成済み


2. HPCの特徴と用途

HPCは医薬品添加剤、特に固形製剤の結合剤として広く知られており、現在では、日本曹達が国内唯一のメーカーであり、米国のハーキュレス社と2社で世界市場を占有しています。
当社では、既にISO-9002の認証を取得しており、さらに今回建設した新プラントには、日本医薬品添加剤協会が推進している添加剤GMPに準拠したものを完備しています。今後のグローバルな要求に対応すべく供給体制を整え、既に試運転をすませ営業運転を開始しています。


◎お問い合わせ先

日本曹達株式会社 総務部長 谷口文保
〒100-8165 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
TEL:03−3245−6052



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