トップコミットメント

日本曹達は、ステークホルダーの皆様とともに、次世代の夢を実現する化学会社として持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 代表取締役社長 石井彰

社会から求められる化学会社へ

次世代の夢を実現する

日本曹達は、1920年の創業以来、化学会社として安全、品質、環境への企業の社会的責任を果たすとともに、社会の期待に応える有用な製品や技術の開発・提供を通じて、地域との共生、社会の健全な発展を目指しています。

日本曹達は2020年に創業100周年を迎えます。健全な発展を目指して、2020年に向けた長期経営ビジョン「Chemigress to 100」でめざす姿を明らかにするとともに、2017年5月に策定した新中期経営計画において「CSR経営の深化」を明示し、「農業」、「医療」、「環境」、「情報」を事業ドメインとする企業価値を高めるCSRの取組みを強化する方針を打ち出しました。

具体的には、農業分野では農薬による食糧安全保障と持続可能な農業への貢献、医療分野では医薬による健康をすべての人にお届けすることへの貢献、環境分野では化学技術力による水・廃棄物の健全な循環への貢献、情報分野では高機能な材料の提供によるすべての人・環境にやさしい情報機器の実現に対する貢献を掲げています。

日本曹達は、今後もステークホルダーへの情報発信と対話を大切に、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

日本曹達の事業とCSR経営

国際社会において、2016年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」などの持続可能な社会の実現へ向けた取組みが急速に広がっています。このような近年の社会・経済・環境の変化を踏まえ、日本曹達は新中期経営計画(2017年度〜2019年度)において、長期経営ビジョン「Chemigress to 100」がめざす創業100周年以降の姿の実現と、さらなる企業価値向上に向けた飛躍のための「体質強化期間」として3ヶ年計画を推進していきます。「事業収益力の向上」と「新規事業の創出」を主題として、既存事業の拡大と新規事業の創出・開発推進、グループ事業基盤の強化に取組み、営業利益率6.5%以上(商社事業を除く営業利益率8.0%以上)、経常利益130億円の達成をめざします。また、将来の成長に資するべく、3年間で500億円の投資を計画しています。

さらに、新中期経営計画のなかで当社のCSR活動を企業経営の一環とすべく「CSR経営の深化」を掲げ、「農業」「医療」「環境」「情報」の4つの重点分野に経営資源を投下してまいります。また、国際社会における社会課題の解決に役立つ製品・技術の提供を志向する化学会社として、コーポレートガバナンス・コードに基づく法令遵守・企業倫理に則った企業活動を徹底し、ステークホルダーからの期待に応えるガバナンス体制のさらなる充実を図ってまいります。

「企業価値を守るCSR」、「企業価値を高めるCSR」

新中期経営計画の重点施策に掲げた「CSR経営の深化」においては、「企業価値を守るCSR」と「企業価値を高めるCSR」の両立により、社会から求められる化学会社として持続可能な企業価値の創造を実現してまいります。

日本曹達の事業活動と社会との関わりは、1998年より取り組んできたレスポンシブル・ケア(RC)活動を基盤としていますが、2012年にCSR国際ガイダンス規格であるISO26000の社会的責任の概念を取り入れたことにより、事業活動における社会的責任の範囲を広げてきました。「企業価値を守るCSR」においては、「環境保全」「保安防災・BCP」「化学品・製品安全」など8つの取組みを軸に、多くの化学物質を取り扱う企業として「安全」「環境」「品質」に関わる負の影響を最小化する活動を推進しています。

そして、これらの守りの活動を基盤に、より社会に貢献できる企業としての日本曹達のマテリアリティ「企業価値を高めるCSR」においては、SDGsがめざす17のゴールを視野に入れ、化学会社としての良い影響を最大化する活動で社会に役立つ事業を創出してまいります。具体的には、農業分野において、世界的な人口増加への対応として、農薬の適正な使用による食糧増産に取り組んでいます。

また、環境分野において、水資源の安定供給の実現に役立つ製品として、機能性に優れた水処理剤ハイクロンを欧州、中東、アジアなどの地域に提供しています。SDGsに示されるような国際社会をターゲットとする地球規模の社会課題においては、世界中の企業が、それぞれの事業を通じた改善への取組みを同時に推進することで、持続可能な社会の実現につながっていくものと信じています。

持続可能な社会の実現に貢献する企業として

国際社会における社会課題の解決に貢献する製品・サービスの創造を目指し、マテリアリティの事業ドメインにおける研究開発に注力していきます。特色ある当社保有技術の活用による新規領域への進出を目指した取組みとして、重点事業分野である「セルロース誘導体」「機能性高分子」「感熱紙用顕色剤」「環境関連化学品」に選択と集中による研究開発体制の充実を図ります。持続可能な社会の実現に向けて次世代の夢をかなえる製品を提供し、社会の発展に貢献する化学会社としてグローバルな存在感を高めていきます。

そのための重要な取組みとなるのが、多様な価値観を持った企業集団への変革です。2016年に策定した「ダイバーシティ方針」を成長戦略として位置付け、新規事業の創出に果敢に挑戦できる人材育成と、一人ひとりの従業員が輝く職場づくりを推進してまいります。グローバルな社会課題の解決を志向する企業として、仕事が面白い、職場が楽しいと思える人材を創出する企業風土を醸成していきます。

日本曹達は、強いグローバル競争力を持ち、食糧、健康、環境など様々な社会課題の解決に向けて新たなイノベーションを生み出す〜次世代の夢を実現する〜化学会社として、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

*長期経営ビジョン「Chemigress to 100」の目指す姿についてはCSR活動方針・体制・マテリアリティをご参照ください。


ページトップへ