トップコミットメント

21世紀の社会から求められる化学会社へ 次世代の夢を実現する 日本曹達はこれからも、独創的な技術・製品を通じて次世代の夢を実現する豊かな社会づくりに貢献していきます。 代表取締役会長 杵渕 裕 代表取締役社長 石井 彰

日本曹達グループは、企業活動を通して社会に貢献し、すべての人が働きがいの持てる企業グループを実現するため、未来への健全な発展を目指しています。

世界的に激変する政治・経済環境のなかで、新しい経営体制のもと、「スピードと変革」をモットーに事業基盤の強化に取り組み、更なる飛躍へ向けて邁進いたします。

2020年へ向かう骨太の成長トレンドを描きます

健全な発展を目指して、日本曹達の創立100周年にあたる2020年を見据えあるべき姿を描いた長期経営ビジョン “Chemigress to 100”※1を2010年度に策定しました。2010〜2012年度の前中期計画を第一ステージと位置付け、第二ステージでは、現中期計画を2013年度から2016年度にかけて推進しています。 2016年度は、2020年への最終ステージとなる新中期計画を作成いたします。既存事業だけの展開では格段の飛躍は望めませんし、目標達成も果たせませんので、今後、日本曹達グループはどういう方向に進むのか、また、どういう新規事業にトライしていくのか、具体的で明確な事業戦略を打ち出してまいります。

次の100年に向けたスタートにふさわしい事業展開と経営ビジョンを実行し、その達成のために積極投資を行い、骨太の成長トレンドに舵をきったうえで2020年を迎えたいと考えています。

格段の飛躍と目標達成のため3つのトライを実行します

中期経営計画(第二ステージ)の中で進めてきた三つの重要施策を完成させます。

成長ドライバーの拡充

新規農薬三剤の開発に取り組み、既に、工場の生産設備工事にも着手し生産体制が整いつつあります。化学品事業ではHPC※2の増産・増販体制を確立しました。さらに、機能性ポリマーや顕色剤他の生産増強検討を行っています。

事業基盤の強化および再構築

製造部門での恒常的なコストダウン、研究効率の向上、管理部門の業務効率改善、グローバル化にも対応できる人材育成と体制づくりに取り組んでいます。再構築では他部門への影響を含め慎重な見極めを行い、手つかずで、放置することがないように再構築に取り組んでいます。

グループ総合力の向上

2014年度に実施した「三和倉庫の完全子会社化」は本施策の一環です。今後の物流機能を通じた日本曹達グループへのシナジー効果を早い段階で出して行きたいと考えています。日本曹達グループ全体の「企業価値向上」を基本方針に掲げ、グループ全体の経営資源を有効に活用すべく、グループ各社と検討を重ねています。

健全で透明な企業経営により社会の発展に貢献します

CSR活動については2012年度から活動を本格化し、2014年度からその活動をグループ全体に広げました。企業の社会的責任に対する期待は益々高まるものと考えており、CSR充実への取り組みについても日本曹達グループ全体として取り組んでまいります。

コンプライアンス

引き続き、「法律を順守し健全で透明な企業経営を行う」ことを意識し、定期的な教育・周知や監査などを通じてコンプライアンスを徹底してまいります。

安全への取り組み

安全に関して、2014年度は記録を取り始めてから初となる「国内グループ会社を含め休業災害ゼロ」を達成しましたが、残念ながら2015年度は、「休業災害ゼロ」は達成できませんでした。今後は「国内外グループ会社全体を通して労働災害ゼロ」を目指して、日頃からの安全活動への継続的な取り組み強化を進めてまいります。

コーポレート・ガバナンス

2015年6月から「企業統治指針」となるコーポレートガバナンス・コードが導入されました。上場企業の経営規範であり、経営の透明性、合理性を高めることを目的として、多くの指針が示されています。日本曹達においても、新たに独立社外取締役を迎え、社外取締役2名体制のもと、コーポレート・ガバナンスの更なる強化に努め、会社の基本方針にもあります「健全で透明な企業経営を行い、社会の発展に貢献し、すべてのステークホルダーから信頼される企業」を実現してまいります。

「企業価値を守るCSR」と「企業価値を高めるCSR」の両立を目指します

多くの化学物質や危険物などを取り扱う化学企業グループとして、レスポンシブル・ケアに代表されるような負の影響をより小さくする活動である「企業価値を守るCSR」には積極的に取組んでまいりました。その一方で、社会的貢献など良い影響をより大きくする活動である「企業価値を高めるCSR」においても、日本曹達グループの製品を通じて社会に貢献する事業を力強く推進してまいります。

「企業価値を守るCSR」では、『社会と環境に配慮した日曹安全・日曹品質』
「企業価値を高めるCSR」では、『新たな価値を、化学の力で創造し、製品を通じ社会に貢献する』
ことを使命に、社会から求められる企業グループとして、健全な発展を目指してまいります。

※1 「Chemigress to 100」とは Chemical と Progress からなる造語で「創業100年に向け、当社グループの生み出す化学を中心とする事業によって健全な社会の発展に寄与したい」という思いを伝えるものです。

※2 HPCは、日本曹達が開発した「ヒドロキシプロピルセルロース」の略称です。用途は医薬品錠剤やサプリメントを固めるための結合剤、ホイップクリームの保形安定剤、塗料の粘度を高めるための増粘剤用途など多岐にわたり、様々な分野のお客様にご利用いただいています。中でも、錠剤・散剤・顆粒剤への使用では、医薬品の薬効を損なわない優れた添加剤として世界の製薬メーカーに幅広く支持されています。


ページトップへ